SIMON SHAPES – JOHN SIMON

みなさま、こんにちは!

本日は新しく私たちの仲間に加わってくれたブランド/シェイパーをご紹介します。

 


 

◆BRAND / SIMON SHAPES(サイモン・シェイプス)

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◆SHAPER / JOHN SIMON(ジョン・サイモン)

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Johnは私たちからの質問にこう答えてくれました。

 

Q1. 出身地と生年月日を教えてください。

私はカリフォルニア州ベンチュラ出身で、生年月日は2001年3月14日です。

 

Q2. 初めてサーフィンをした国はどこですか?そのときあなたは何歳でしたか?

11歳のとき、家族旅行で訪れたマウイ島です。

 

Q3. シェイピングを始めたのはいつごろですか?

2016年に始めました。

 

Q4. ホームブレイクはどこですか?

私のホームブレイクはC-StreetとRinconです。

 

Q5. あなたが好むサーフボードのデザインはありますか?

サーフボードの好きなデザインはたくさんあり、常に進化・変化をしています。ユニークでさまざまなサーフボードに乗ることはとても魅力的で、毎回のサーフセッションをエキサイティングにしてくれます。それがとても楽しいです。

 

Q6. シェイピングの哲学を教えてください。

楽しむこと、そして常に過去のデザインを改善しようとすることです。目的を達成するため、機能的で計算されたデザインを作る。その過程を楽しんでいます。サーフボードの限界に挑戦し、その進化に貢献したいと願っています。

 

Q7. あなたのシェイピングにもっとも大きな影響を与えた人物は誰ですか?

Ryan Lovelace、Michael Arenal、Ryan Burch、Russel Hoyteなど、多くの人が影響を与えてくれました。

 

Q8. 日本のみんなにメッセージをください。

日本のマーケットを通じ、日本中のサーファー、日本中の波に最適なサーフボードをデザインしていきたい。日本へ向けてシェイピングできることに興奮しています。

 


 

さぁ、それでは実際にJohnのシェイプを見ていきましょう。

 

SIMON SHAPES / QUAD FISH 5`5

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SIMON SHAPES / TWINZER FISH 5`7

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~from John~

2本のフィッシュはセクションを流れるようにフローし、カーブへリンクさせることにフォーカスしています。アウトラインにカーブを多く与えたことで高速でのコントロールが可能となり、波のタイトなポケットにもフィットします。機能的かつ高性能、加えて適応力のあるデザインです。正しいマインドセットとアプローチでハードにプッシュすることができます。スタンダードなボトムデザインはライトヴィー~ダブル~スパイラルヴィーになります。クアッドセットアップの場合、よりタイトな半径でターンすることができ、波のクリティカルなパートでグリップします。

 


 

SIMON SHAPES / CHANNEL TWIN + DOUBLE TRAILER 6`6

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~from John~

スムーズなシュレッディングに加え、ツインフィンとクアッドフィンの利点を融合させることにフォーカスしました。ニュートラルなロッカーのカーブ、バランスのとれたアウトラインにより、さまざまな波のタイプやシチュエーションに使用できます。エッグとショートボードのコンビネーションとして多様性も高いデザイン。しっかりとフォイルされたレール、ハードに仕上げたテールは反応がよく、感度を高めています。ボトムデザインはライトパネルヴィー~ライトダブルバレル~パネルヴィー、テールにはパネルヴィーを貫くチャンネルをセットしています。小さなトレーラーフィンを付けることでボードにドライブを与えます。

 


 

◆SIMON SHAPES – JOHN SIMON Film by STANDARD STORE

シェイピングはもちろん、サーフィンも非常にスタイリッシュで上手い。

01:10まではJohnが得意とするアシンメトリカルデザインのFinless、01:11からはTrimcraftでシェイプしたHaley Pinに乗り、優しく波と戯れています。

そう、JohnはTrimcraftでもメインシェイパーとして活躍しているのです。

このフィルムを観るとHaley Pin=グライダーコンセプトであることがよく解ります。

 


 

◆あとがき

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実はJohn、今年の2月に日本へ訪れ、わざわざ湘南店まで足を運んでくれました。

限られた時間のなかで丁寧な人柄が垣間見え、サーフボードのシェイピングが本当に好きなんだなと感じました。

若干22歳ながらシェイプとグラッシングのクオリティーはトップクラス。

まだまだたくさんのアイデアを持っているでしょうし、彼がどんなデザインを生み出していくか楽しみで仕方ありません。