気になるGary Hanelを改めてご紹介します☆

こんにちは。ゆうたです。

あっという間に年末となってしまいました。

今年を締めくくる、あるいは新年を迎えるために新しいボードが欲しいという方も多いのではないでしょうか。

でも、何が良いのか分からない。あるいは、気にはなっているんだけど。。

そんな方々に当店一押しのGary Hanel Surfboards。本日はMolluskよりボンザーモデルでのライディング映像と、僕が皆様の立場から気になる質問をGary Hanelのユーザーでもある当店のHに投げかけていきたいと思います。

 

それでは、まずはJack Colemanによるボンザーモデルでのライディングをご覧ください。

 

Gary Hanel – Weird Science from Mollusk Surf Shop on Vimeo.

 

良いですね!こういった映像を見ているとボンザーが欲しくなっちゃいますね。

でも、波が違うしな。なんて声も聞こえてきそうですので、ここからはGary Hanel Surfboardsを実際に湘南の波でも使用している当店のHに、僕自身が皆様の目線から気になる質問をぶつけていきたいと思います。

その前に、当店にあるストックの各モデルをご覧になってみて下さい。

 

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左:PILL 5’5 / 中央:DIET PILZER 6’4 / 右:Tear Drop Bonzer 6’9

中央と右側がボンザーフィンシステムとなっております。映像では中央のPILLZERモデルに乗っていましたね!

では、実際に左のPILLモデル5’4のユーザーであります当店のマネジャーHへの質問タイムへと移らせて頂きます。

それでは、宜しくお願いします。

 

Yuta(以下Y):初めに、ずばりGray Hanel氏とはどういったシェイパーの方なのでしょうか?

 

H: Garyさんの経歴とかはここに詳しいからここでは省略するね。

私のGaryさんの第一印象は、誰からも愛されている人だなって。

Garyさんと仕事をすることになったんだよ〜ってCAで誰に言っても、それは素晴らしいことだな!なんてみんな興奮してくれてた。

みんな口を揃えて言うことは、本当にいいシェイプするし、Garyはいい人間だから日本で紹介されることは本当に嬉しいよって本気で言ってくれて、本当に愛されてるな〜て感じたよ。

本人はマッドサイエンティストって風貌で、Back to the futureのDocって感じ(笑)

やっぱりシェイプに関しては信念がある人で、それを理論立てで説明してくれるから、”先生”!って(笑)

もう60才を越してるけど、できる日はサーフィンして、シェイプしてって。本当のサーフバムがGaryさん。

 

 

Y:個人的にサーフボードのディケールって凄く気になるのですが、このGary HanelのディケールはPOPな印象もあり凄く良いですね☆

映像からも分かるようにカリフォルニアのMooluskさんなどもGary Hanelは取り扱われているようですが、ディケールが違いました!?このディケールは何か特別なものなのでしょうか?

 

H : このディケールは、Andy DavisがGaryさんとSTANDARDSTOREのプロジェクトに特別に作ってくれたものなんだ。

Garyさんと、Andyさんは同じエリア、Leucadiaに住んでて、サーフィンするブレイクが一緒っていう友達っていうのかな。

親子ほど歳は離れているけど、お互いが尊敬しあってる。

今まで一緒に何かビジネスとかプロジェクトとかする機会はなかったけど、今回のディケールを作ろうって話になった時、Garyさんは迷わず”それならAndyだね”って。

Andyさんも、”Garyは友達だから、彼のために関われることは本当に嬉しい”って二つ返事だった。

出来上がったものも、もともと友達だからGaryさんのイメージをしっかりと持っていて、それでいて”Andy”らしい素敵なもの描いてくれた

 

 

Y:PILLについてですが、このミニシモンズのような何とも言えない芸術的なアウトライン。曲線的で凄く美しいと思うのですが、乗り味はミニシモンズのような感覚なのでしょうか?

 

H : 確かに一見するとミニシモンズのような印象だし、デザインソースはシモンズであることは間違いないけれど、

実際にライディングした印象は、ミニシモンズよりはフィッシュに近い印象を受けた。

ミニシモンズもフィッシュも乗ったことがあるけれど、ミニシモンズほど”じゃじゃ馬感”がなくて、ともてコントロールしやすい思う。

これは自分自身が乗っているのが、5`4”というレングスで、自分の体型(180cm、72kg)に対して、そこまでオーバーフロートじゃないからかもしれないけれど。

 

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続いては、ボトムを見ながら質問をしていきたいと思います。

 

Y:どのモデルも独特なボトムコンケーブですが、これは一体何ですか?どんな感覚、何を意図としているのでしょうか?

 

H : このボトムはGaryさんが得意とするディープダブルバレルボトムで、揚力(浮く力)を得ることを意図しているはず。

そこまで難しいことを語れないけど、乗った印象はテールが軽い!

 

 

Y:PILLに関しては、フィンセットがかなり外側のように感じられます。どういった乗り味、特にターンに関してはどうでしょうか?

 

H : 確かにフィンプレースメントがかなり外側にあるから、乗る前はかなりルースなんだろうな〜と思ってた。

けれど実際に乗ってみるとルース さはそこまで全面にでなくて、かなりコントロールしやすいぞって。

ターンに入るキッカケがとても掴みやすいし、ボトムの影響もあると思うけど反応がとても軽くて早い。

 

 

Y:DIET PILZER、Tear Drop Bonzer についてですが、ずばりボンザーって何ですか?

 

H : ボンザーって….?

マルコムさんか、ダンカンさんに聞いて(笑)

ボードデザインであり、理論であり、宗教のようであり….

一つ言えることは、このフィンシステムだからボンザー、このボトム形状だからボンザーって訳ではないんだろうね …

 

 

Y:もう一点気になるのが、どのボードも凄く色味や巻きが綺麗に感じます。ボトムのテール側にあります「MOON LIGHT GLASSING」ってどんなグラッシング工場なんでしょうか?

 

H : 今更私の口から説明することもないんだろうけど、まさにCA一クオリティーのいいラミネート(グラッシング)工場。

創設者のPeterさんは、名うてのエアブラッシャーで、今でも現役。ちなみにGaryさんとは大親友で、家も近所。

CAを代表する職人が在籍していて、そのクオリティーが欲しくて、みんなラミネートを依頼しに来るほど。

有名所で言えば、Christenson、Mandala、Campbell bros、最近はあまりないけど、昔はあのSkip FryeもMoon Lightを使ってるね!

 

 

Y:最後に、僕のように重たいログを好むようなタイプや、ボードの運動性を重視される方がいるかと思いますが、それぞれオススメのモデルやサイズ感はありますでしょうか?

 

H : ロングボードを普段メインにしている人は、長めのボードが親しみやすいと思う。Mini TankerやEggはシンプルでクリーンで乗りやすい。しっかりとレールtoレールのターンを目指す人はTear Drop Bonzerもおすすめ!

運動性能はやはりPILL  Familyがダントツかな!ノーマルのPILLはクイックでスピード感あふれるサーフィンが出来るし、サイズをしっかりと選べばかなりショートボードライクにも乗れるし、普段ロングボードがメインの人が違和感なく乗れるデザイン。DIET PILLZERはノーマルのPILLに”ドライブ感”を加えて、よりハードにマニューバーを描けるモデル!

 

 

ありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?僕自身もこの質問をしながら実際に話しを聞いて、お恥ずかしながら知らないことが多く出てきました。。

でも、こういったシェイパーの人柄やヒストリーが分かると、より「乗りたい!」って気持ちにさせてくれますね。本当に欲しくなってしまいました。

まだ各モデル、サイズやカラーにも残りが御座いますので、気になる方はお早めにチェックされてみて下さいね☆