予想していたほどではないにしろ、前線の通過によってサイズアップしている湘南エリア。

この感じだと明日は厳しそうですね…

早々に前線が通過したため、未明からのオフショア〜朝起きて極小〜フラットが関の山。

それでも、地形のいいあの辺りや、西湘方面の少しでもうねりが残りそうな場所をチェックしてみればやってやれないことはないかもしれません。

とにかくテンションを高く保つのに最適なのはヴィデオ。

ひと昔前は、VHSを擦り切れるまで見たものですが、今はPC/スマホで簡単にありとあらゆるヴィデオが見れますね。

そこで。

AC AHAPE_Slide9’4 from STANDARDSTORE on Vimeo.

STANDARD FILMから、AC SHAPEが満を持して投入した新モデル”SLIDE”のヴィデオがドロップ。

ライダーは、もはやお馴染みの武藤龍寿とスタッフゆうた。

両名のインプレッションは次回にお届けするとして、今回はヴィデオを見ていただいた上で、

”SLIDE”モデルのご紹介をさせていただきましょう。

AC SHAPE / SLIDE

AC SHAPEのシェイパー、Yasuがこのモデルを完成させるのにこだわったことが、

限られたレベルのサーファーだけでなく、誰でも、ノーズライダーとしての特性を引き出せること。

もっと簡単に言えば”乗りやすい”こと。

アウトラインは極端なギミックは避け、バランスを最重視してデザイン。

おかげでカーブラウンが美しいアウトラインになりました。

昨今は、極端にフラットなエントリーロッカーや、テールキックが強いものがもてはやされたロッカーも、

エントリー・エグジット共に緩やかなカーブを持たせられたロッカーを採用。

確かにシチュエーションがはまれば、極端なロッカーはとてつもないパフォーマンスを引き出しますが、

あらゆるコンディションへ対応しやすいのは、やはりこちらのロッカー。

ボトムはしっかりとしたノーズコンケイブ〜Veeの組み合わせ。

ノーズコンケイブのセンターはしっかり目に。

しかしノーズコンケイブのエンドはよくあるティアドロップ型でしっかりとエンドがあるわけではなく、

緩やかに、なだらかにVeeにつながる、そんなノーズコンケイブ。

深いノーズコンケイブはエントリーロッカーとの深い関係もあるのだとか。（この辺りはまた後日）

エンドがきつくないので、ノーズコンケイブによる失速感も強くないと容易に想像できます。

ノーズコンケイブのエンドから始まるveeはフィンボックス付近で最大に。

クラシックロングボードでは稀に見るほどの強目のVeeボトム。

これによってレールの切り返しはスムースに。

ターンへの入るきっかけも掴みやすく、軽い力でグッとターンしてくれます。

レール：ノーズ

レール：センター

レール：テール

レールはノーズとテールはアップレール気味にセット。

ノーズライダー独特のギミックのアップレールですが、

ノーズはトリミング時に不用意にレールが噛まないように。

レールを入れた時にはアップレールを通過した水流がデッキ側に回り、レールをロックするように。

テールは水流を流すことで、ボリュームがあるボードでも軽い操作性を得られるように。

そして同じく、レールを入れた際はデッキ側に回った水流によって、ボードをロックする。

そんな役割があります。

センターはしっかりとボリュームを残した若干アップレール気味の40/60のミディアム。

ボリュームを程よく残していることで、安定性と、推進力を得られるように。

ボードの各所で役割をしっかりと分担することが、”乗りやすさ”の向上につながっています。

話せば長くなり続けるので今回はこの辺りで。

ボードデザインをよく理解した上で、ヴィデオを見るとまた違った見えるかもしれません。

なのでもう一度。

AC SHAPE_Slide9’4 from STANDARDSTORE on Vimeo.

明日できることに期待しましょう〜

海上がりの皆様にお会いできること楽しみにしています。

それでは！

H

ただいま、夏のボーナス先取りSALE開催中！

ほくほくのボーナスが出る予定の方も、そうでない方も必見の内容です！！