古着とAnthonyとラスタ
- 2019/03/29 Posted by STANDARDSTORE
- Category:APPAREL BLOG CLOTHING GOODS LIFE STYLE VINTAGE /
こんにちは!
ブログやインスタグラムでサラッと告知させていただきましたが、
ついに始めます!!!古着!!!
自分自身、あらゆることに興味を持ったのは古着が大きく影響しています。
小学生のとき、父親に奨められて穿いたLEVI’Sのブラックデニム。
モカシンブーツやカレッジTシャツ、VANSなどを組み合わせてもらい、
詳しいことは理解していませんでしたが、なんだか初めてアメリカを感じたような気がしました。
中学生になるとスケーターファッションに興味を持ち、大人用のMサイズとかを選んでいたっけ。
高校時代はオールドサーフがブームとなり、LEVI’SのGジャンにコーデュロイパンツが正装でした。
当然お金もなかったので、所謂お宝ヴィンテージは買えませんでしたが、
ひとつひとつのアイテムを掘り下げ、カルチャーを学ぶ教科書みたいな存在が古着でした。
いくつかご紹介しましょう。
◆LEVI’S / 70506 / ¥7,452
サイズ:40
トラッカージャケットの代名詞。
おそらく年代的には80年代ごろのアイテムかと。
この70506は王道である70505にハンドウォーマーを付け、やや着丈を長くしたモデル。
70505も含め、「これに似合わない服はない」と思うくらい万能なジャケットです。
雑誌で俳優の渡部篤郎さんがホワイトシャツ+スラックスに合わせて着ており、
抜群に似合っていたし、渋かったですね。
◆U.S. ARMY / BDU JACKET / ¥6,372
サイズ:SMALL-REGULAR
こちらも超定番のBDUジャケット。
BDUはBATTLE DRESS UNIFORMの略。
アウターとしても使えますし、シャツとしても使えるオールラウンダーです。
生地はリップストップという格子状のコットンクロスで、高い耐久性を誇ります。
きれいめなスタイリングに取り入れても抜群に格好よく、女性が着てもクールで最高。
◆BAJA PARKA / ¥5,292
個人的にお奨めしたいのはバハパーカー。
メキシカンパーカー(通称:メキパー)とも呼ばれていますね。
カリフォルニアは隣接するメキシコからのカルチャーを多く受けており、こちらもそのひとつ。
アンダーグラウンドなサーファーやスケーターに愛され、
けしてメインストリームな存在じゃないところも僕にとっては魅力なんです。
実際、めちゃくちゃラクで着やすいんですよ。
◆BAJA PARKA / ¥5,292
このラスタカラー、めちゃくちゃ欲しかったんですが、サイズが合いませんでした(涙)
これにはちょっとした思い出があります。
その昔、勤めていたアパレルメーカーでイメージカタログを撮影するためLAに行きました。
普通ならあらかじめプロのモデルを選定・手配してから行きますが、
リアルさを出すため、「イケてるヤツへ現地で声かけよう」ということになり、
その場で交渉して、モデルとして出てもらいました。
そこで採用されたのが、VENICE LOCALであるAnthonyというスケーター。
歳は25歳くらい?
前日に声をかけ、撮影当日は朝も早かったので「ほんとに来てくれるのか?」と不安で待っていたところ、
颯爽とスケートボードに乗って来ましたよ、ラスタカラーのメキパーを着て!!!
その光景が衝撃的に格好よかったんです。
ちなみにAnthonyのルックス、若かりしころのAlvaみたいで、
興奮して何度も「Alva!Alva!」と言ってしまいました(本人は笑っていました)
途中、Anthonyが「まだモデルが必要なら友達を呼ぶぜ!」と言ってくれ、
来てくれたのが・・・
DOGTOWNの現ライダーであるMickey!!!
Mickeyもナイスガイで、「DOGTOWNからスポンサードされているからウェアは着れないけど、キャップくらいなら被れるよ!」と言ってくれ、
VENICE SKATEPARKのボウルにドロップインした瞬間は興奮しましたね。
立ち振る舞いや雰囲気など、一般人ながらもかなりイケてるAnthony。
DOGTOWNメンバーと繋がっていることを知り、
「凄い!格好いい!そのメキパー、俺も欲しい!!!」となったのが、こちらのラスタカラー。
Anthonyは道中の車内でラジオから流れるRAPを不意に口ずさんだり、
別れ際になぜか日本円の5円玉(ご縁?)をくれたり、
今どきの若者なんだけど、オールドスクールな雰囲気が抜群にあって、
それでいてナイスガイ、という最高の男でした。
Anthony、あのときもらった5円玉は大切に持っているよ。
ほら、Alva先生だってバハテイストのショーツを穿いていますね。
古着のご紹介をするつもりでしたが、なんだか話が脱線してしまいましたね。
まだまだたくさんご紹介したいアイテムがありますので、小出しにしていきたいと思います。
ちなみに、今回の古着出展に際し、多大なるご協力をいただいているGleeful様。
今後もタッグを組み、みなさまには奥深い古着の世界を味わっていただきたいと思います。
よろしくお願いします!